BD-5J V


2006.12.25 ダクトユニット換装と再テストフライトを追加 


3号機は、サイズアップ版にしました。

 ■1・2号機からの変更点
   ・EDF55に合わせて、全体をサイズアップ。
   ・主翼面積は1号機と比較して比率的に大きめに取った。
   ・垂直・水平尾翼は。1号機と比較して比率的に小さめに取った。
   ・サイドエアインテークの形状をEDX−1方式にした。
   ・翼型をクラークYの薄翼に変更。
   ・翼端にウィングレットを追加。

 ■全長  650mm
 ■全幅  700mm
 ■全備重量 400g
 ■ダクト  GWS−EDF55
 ■モーター  ハイペリオンHP-Y22S 5000kv
 ■アンプ   ハイペリオン30A
 ■バッテリー ハイペリオン1800mAh 3S
  


■製作開始 2006.10.?

今回は突貫工事で作ったので、製作過程の画像はほとんどありません m(_ _)m

作り方は今までのとほぼ同じです。(^^;



■3号機初フライト 2006年11月5日

甲佐飛行場で行われた、のんびり飛行会で初フライトを行いました。

■フライトインプレ

 天候は快晴、風もほとんど無く絶好のテスト条件です。
 ビデオ撮影はWBOさんにお願いして、すぐ横でサポートについてもらいます。
 手投げ発進は、いつものようにY氏にお願いします。


■第1回目

 Y氏の手投げでテイクオフ!機体の沈み込みも無く、あっさりと上昇して行きます。
 心配した頭上げも無く、いい感じです。
 逆に少し前重気味のようで、少しUPを引いていないと頭が下がります。
 このへんはバッテリーの搭載位置を少し下げればなんとかなりそうです。
 ロール方向は思ったより安定していて、1号機のようなコロコロ感はありません。
 逆に緊張感無く飛ばせます。
 トップスピードは、1号機とほぼ同じくらいで、想定していた程カッ飛びでは無いです。
 但し、静止推力が大きいので、ループや急上昇などはストレス無く行えます。
 様子を見ながらエルロンのトリム調整などを行い、3分ほど流して着陸体制に入ります。
 主翼面積を大きめにしているので、沈下率も少なく結構伸びてきます。
 最後にフレアをかけると、ふわっとタッチダウンしました。1号機よりも浮きは良いです。
 これなら、低翼機が飛ばせる人なら誰でも飛ばせそうな感じです。
 味付けとしては成功かも?(^^)

 ちょっと気になったのは、ダクトのほうです。
 ブレードのバランスが取れていないのか、結構うるさいです。
 組み上げる前にやれば良かったのですが・・家に帰ったらバランス取りしなければ・・・(^^;

【テスト飛行の動画】
※PLAYボタンを押してから再生までしばらく時間がかかります。



ダウンロードしてから見る場合は、こちらから (WMV形式 25MB)


■第2回目

 2回目のフライトは、ポテ丼との速度比較です。
 予備バッテリーが無かったので、福岡のモスさんにデュアルスカイの1800mAhを貸してもらいました。
 ハイペリより少し重いですが、少し後ろ気味にセットしたので重心的には問題ありません。
 先にテイクオフした後に、WBOさんのポテ丼が上がってきました。
 ゆっくり目にスピードを合わせて、滑走路南側から2機の位置を合わせて、よーいドン!でフル加速しました。
 最初は、同じくらいのスピードかなと思いましたが、ポテ丼の伸びが速く、抜かれてしまいました。
 やはりポテ丼のスピードを超えるには、パワーだけではなく機体形状をスピード重視にしないといけないようです。
 EDX−1のJIユニット化か、新たに設計するか・・・う〜ん目標があるとやりがいがありますね(^^)




ということで、初飛行は無事成功!

カッ飛びとは行きませんでしたが、この機体は思ったより安定性があるので、これはこれで良しとします (^^)


■ 2006年12月21  ダクトユニット換装

初フライトの2回目で、すぐにオートカットしていたのでおかしいなと思っていたら、なんとモーターが焼けていました。
モーターに負荷がかかり過ぎていたようです(T-T)  モーターを焼いたのはこれが初めての経験です。
同じモーターだと失敗を繰り返しそうなので、とりあえず円JET56をヘソクリはたいて購入しました。
このユニットは、以前にWBOさんの虎鮫に取り付けて飛ばしたことがあるので、間違いないでしょう。




BD5jVのお尻を切り取り、EDF55を取り外して円56を取り付けました。
直径が少し大きいので、ダクト取り付けの穴を広げる必要があります。




なんとか収まりました。EDF55の時には、少し前重だったので、
今回は少し取り付け位置を後ろに下げました。
モーターの最大電流値は20A、これなら大丈夫でしょう。
後は、テストフライトを待つだけです。





■テストフライト 2006年12月24日

甲佐飛行場でテストフライトを行いました。
天候は晴れで、ほぼ無風のベストコンディションです。
今回は、バッテリーにDSのゴールドレート1500mAhを使用しました。
重量的にはHP1800mAとほぼ同じなので、問題なさそうです。

他のダクト機と一緒に出撃を待つ3号機・・・


Yさんに手投げをしてもらい、発進!
今回は頭下げも無く、エレベーターUP無しでそのまま上がって行きます。
ダクト交換により後ろ重の状態となっているようで、気持ち頭上げの状態です。
パワー的には十分で、EDF55に比べて、重量的には少し重くなっているはずなのに、
機体が軽くなったような感覚です。上昇やループも楽々こなします。
また、加速やトップスピードも伸びているのを感じます。
但し、重心が後ろ気味なので、すぐに頭を上げようとして、ピッチングを起こします。
前回よりも不安定な挙動で、飛ばしにくいです。
ダクトユニットの位置を下げ過ぎたのと、スラスト角のズレもあるかも知れません。
とりあえず、クセを確認したあと、早めに降ろすことにしました。
いつものように遠くから持ってきて、若干パワーを入れた頭上げ状態でアプローチ
を行い、タッチダウンさせようとしました。
と、その時!最後に強めのフレアをかけようとしたら、機体がいきなりコブラ状態に!
そのままもんどり打ってひっくり返ってしまいましたΣ( ̄□ ̄) !
タッチダウン直前での見事な失速・・・・しかもコンクリートの上・・・Orz
やっぱり・・・みなさん・・・重心は大事だよ〜(T◇T)


■こんなんなりました・・・スチレン機名物、シワシワのゾウさんのお鼻(^◇^;)



■フライト動画    (着陸シーンが笑え泣けます) (^◇^;)